【元消防士が厳選】本当に役立つ防災グッズ12選!最低限で72時間を生き延びる

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災害現場では『光・通信・水/トイレ・衛生』の確保が最優先です。

元消防士として数多くの現場に立ち会ってきた経験から、“本当に役立つ最小装備”だけを12点に絞りました。

100均で代用できるもの、アップグレードしたいものの線引きも明記します。

まずは準備ゼロを卒業して“形にする”ことから始めましょう。

凡例✅=100均でも十分(または予備として可)  ⬆️=アップグレード推奨(HC/ECで品質重視)  ❌=非推奨・別手段推奨
目次

はじめに|72時間を生き延びる前提で考える

  • 停電・断水・通信障害が同時に起きる前提
  • 家族構成(乳幼児・高齢者・持病・ペット)で優先順位は変動
  • 使ったことがない道具は“無いのと同じ”」——事前に開封・動作確認を

本当に役立つ防災グッズ12選(用途/選び方/100均OK?)

1. 防水ヘッドライト(⬆️)

  • 用途:停電・夜間移動・両手作業
  • 選び方:IPX4以上/単3or単4電池式/角度調整
  • 100均:サブなら可。メインは品質重視

2. モバイルバッテリー PSE必須(⬆️)

  • 用途:連絡・情報収集・決済
  • 選び方:10,000–20,000mAh/Type-C入出力/残量表示
  • 100均:本体は非推奨(PSE・品質面)。ケーブル予備は可

3. ホイッスル(✅)

  • 用途:閉じ込め・孤立時の位置知らせ
  • 選び方:高音2〜3ホール/ストラップ
  • 100均実用十分。家族人数分で

4. 防水スマホケース(✅ ※要テスト)

  • 用途:豪雨・冠水時の通信確保
  • 選び方:タッチ/FaceID対応/首掛け
  • 100均。水入れテストは事前に

5. 作業用手袋(⬆️)

  • 用途:ガラス片・金属片から手を守る
  • 選び方:掌ゴム背抜き/厚手・サイズフィット
  • 100均:薄手が多く予備向き

6. 救急ポーチ(⬆️)

  • 用途:小外傷・止血・固定・洗浄
  • 中身:滅菌ガーゼ・三角巾・テープ・創洗ボトル・手袋・常備薬
  • 100均:一部代用可だが粘着・滅菌期限に注意

7. アルミブランケット(✅/⬆️)

  • 用途:低体温防止・車中泊
  • 選び方:厚手・再利用可
  • 100均:可。ただし厚手へ段階的更新

8. 飲料水+折りたたみ給水タンク(⬆️)

  • 用途:1人1日3L目安、配給持ち帰り
  • 選び方:コック付・自立型・持ち手
  • 100均:袋は耐久不安。タンクは品質重視

9. 簡易トイレ(凝固剤+防臭袋)(⬆️)

  • 用途:断水時の衛生・臭気・感染対策
  • 選び方:凝固速度・消臭・便座互換・家族日数分
  • 100均:枚数・消臭弱め→ECまとめ買い

10. AM/FMラジオ(⬆️)

  • 用途:ネット断の情報
  • 選び方:乾電池併用/シンプル操作
  • 100均:受信感度に差→専用品推奨

11. マスク・衛生用品(✅)

  • 用途:粉塵・感染・臭気
  • 運用:家族人数×日数、チャック袋で防水
  • 100均十分実用。定期入替

12. 現金(小銭)・本人情報・服薬リスト(✅)

  • 用途:停電時の決済・本人確認・医療情報共有
  • 運用:紙+スマホの二重化/防水ポーチ
  • 100均十分実用

配置と保管のコツ

  • 玄関・寝室・車内に分散配置(倒壊・火災リスク分散)
  • ローリングストックで水・食品を回す
  • 玄関に「靴+手袋+ヘッドライト」常備で初動が速い

家族事情での優先順位(簡易版)

  • 乳幼児:粉ミルク・離乳食・オムツ・使い捨て哺乳・迷子札
  • 高齢/持病:服薬リスト・眼鏡予備・補聴器電池
  • ペット:フード・給水・トイレ材・ケージ・名札

補足|運用と備えのコツ

動作確認と交換の習慣

買ったら必ず一度試して、電池や消耗品は年2回を目安に交換。

保管は分散

玄関・寝室・車内に分けて置くことで「取りに行けない」を防げます。

家族に合わせる

乳幼児はオムツや粉ミルク、高齢者は薬や眼鏡、ペットはフードやケージを追加。

安全に使う

バッテリーはPSEマーク必須。ろうそくは火災リスク大なので避ける。

災害タイプ別の追加

  • 洪水:防水スマホケースや長靴
  • 地震:靴・ヘルメット・粉塵マスク
  • 停電:乾電池・ランタン・保温具

保険も“備え”のひとつ

火災保険や自動車保険の水害補償を事前に確認しておくと、被災後の再建が早まります。

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まとめ

  • 今日:ホイッスル人数分+ヘッドライト点灯テスト
  • 今週:給水タンクと簡易トイレを家族日数分
  • 今月:家族の集合場所・連絡方法を紙とスマホに
    準備ゼロより、まずは“形に”。命に直結する装備は段階的に質を上げるのが現実的です。

防災グッズと同じく、家計・保険の備えも重要です。非常時にかかる医療費や生活費をカバーできるか、無料相談で一度チェックしておきましょう。

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非常時の医療費・生活費の備えを最適化

物理的な備えに加えて、金銭面の備えも見直しておくと、被災後の再建がスムーズです。

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この記事を書いた人

高校3年で「安定していそう」という理由から国家三種を受験し、合格。
高校卒業後に入職したのは、ちょうど郵政組織が「公社化」へ移行するタイミングでした。
受験時は国家公務員として受けたつもりが、気づけば郵政公社。
制度の変化もよく分からないままのスタートでした。

その後、「もっと現場で人の役に立ちたい」との思いから消防職員に転職。
救急隊員として十数年、命の最前線で活動してきました。
多くの現場を経験する中で、「働くこと」「人生の選択」について深く考えるようになり、現在は民間企業に転職しています。

このブログでは、公務員試験や公務員としての実情、そしてその後のキャリア選択について、実体験をもとに発信。
救急や消防のリアルを知ってもらうことで、救急車の適正利用や防災意識の向上につながれば とも願っています。

公務員という“安定した仕事”の内側や、そこからの転職に悩む人にとって、少しでもヒントや勇気になれば嬉しいです。

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