接遇・現場リアル– category –
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大雪の日、救急車の適正利用を! ~本当に必要な人のために~
冬になると、大雪による交通の混乱や転倒事故が増えます。 特に 雪に慣れていない地域では、道路が滑りやすくなることを理解しておらず、転倒や事故が相次ぐ 傾向にあります。 それにもかかわらず、 「雪が降る」と事前に分かっていながら、無対策で外出し... -
大雪の過酷な救急出場—限界を超えた一日
救急隊員として働いていると、過酷な状況に直面することは珍しくありません。 特に、雪に慣れていない地域での大雪は、普段以上に厳しい環境を生み出します。 十数年前、そんな大雪の日に機関員として当務の朝から翌日の夕方まで活動し、一睡もできないま... -
救急隊員の苦手克服|情報整理と子ども対応のポイントを徹底解説!
救急隊員にとって患者情報を正確に整理し、医療機関へ的確に伝達することは、命を守るうえで欠かせない重要なスキルです。 しかし私自身、情報整理が苦手で、どの情報を優先的に伝えればいいのか悩んだことが何度もありました。 特に、子どもが患者のケー... -
【第4回】元救急隊員が語る:責任感と命を背負う重圧
救急機関員としての責任は、患者だけでなく同乗者の命も背負う重大なものです。 この最終回では、緊急走行中に感じた責任感や、極限の疲労を乗り越えた経験についてお話しします。 命を守る責任感とその重圧を、どのようにして克服してきたのかを振り返り... -
【第3回】元救急隊員が語る:プロ意識と技術の向上—先輩から学んだこと
救急車の運転には高いプロ意識と技術が求められます。 本記事では、私が運転技術の未熟さを痛感し、先輩からの教えを通じてどのように技術と意識が向上したのかをお話しします。 ブレーキ操作や運転のスムーズさの改善について、その過程での学びも掘り下... -
救命活動だけじゃない!元救急隊員が語る『接遇』の真実と重要性
救急隊員としてのキャリアを通じて、私が何度も感じたのは「接遇の重要性」です。 救急隊員と聞くと、まず真っ先に思い浮かぶのは、急患への素早い対応や、適切な処置、専門知識を活かした救命活動だと思います。 もちろん、これらは救急業務において欠か... -
【第2回】元救急隊員が語る:初めての緊急走行—極限の緊張感
初めての緊急走行は、私にとって非常に記憶に残る体験でした。 緊張と不安に包まれながら、地理の把握や現場対応に奮闘した初出場――そのときの様子をお伝えします。 サイレンを鳴らしてから現場に到着するまでの過程や、その後の救急活動を振り返り、どの... -
【第1回】元救急隊員が語る:救急車の運転に対する恐怖と葛藤
救急車の運転は、普通の車の運転とは全く違います。 極限の緊張感と責任を感じながらハンドルを握るわけですからね。 今回は、私が救急機関員として初めて救急車を運転することになった経緯と、その時に感じた恐怖や葛藤についてお話しします。 運転に対す...