我が家の実践:大雨・洪水・浸水から命を守る——「知ってる」で終わらせない今日からの行動

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大雨や洪水は、「いつもの雨」と思った瞬間に命を奪う脅威へ変わります。

私の家では、“知っている”を“やっている”に変えるために、小さな習慣を積み重ねています。

この記事はその実例です。

読んだら今日から一つでいいので実行してください。

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目次

TL;DR(要点)

  • 家族で定期的にハザードマップを確認し、一次避難場所・避難経路を共有する
  • ハザードマップは印刷してリビングに貼る(いつでも見える=行動が早くなる)
  • 防災グッズは“完璧”より“最低限をすぐ”(足りない分は後から足す)
  • 「知ってる」と「やってる」には天と地の差。災害は起きてからでは遅い

我が家がやっていること

1) ハザードマップの定期確認ミーティング(季節の変わり目に10分)

  • 自宅と職場・学校の浸水想定土砂災害警戒区域を確認
  • 一次避難場所(近場の一時集合)と指定避難所(滞在前提)を言葉にして共有
  • 夜間ルート(街灯がある・橋やアンダーパスを通らない)も確認

2) 印刷して貼る(リビングの見える所)

  • A3/A4で印刷し、マーカーで我が家→避難先を線で引く
  • 「合図の言葉」「集合場所」「持ち出し役割」も余白にメモ

3) 連絡手段と役割分担

  • 連絡が取れない時の伝言ルール(例:同じ親戚にSMS)
  • 役割:持ち出し袋担当/通電火災ブレーカー担当/高齢者・幼児のサポート担当

今すぐできる3ステップ(今日中に)

  1. 印刷する:自宅周辺のハザードマップをPDFで開きA4で印刷
  2. 線を引く:自宅→一次避難→指定避難所のルートを赤マーカーで
  3. 家族に見せる:5分で共有。「夜はこの道は通らない」など一言ルールを決める

ポイント:完璧を目指すほど先延ばしになります。

まず貼る→翌週に見直すの順でOK。

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最低限そろえる「これだけセット」

我が家もまだ完璧ではありません。それでも最低限はそろえました。

  • モバイルバッテリー(大容量/ケーブル同梱)
  • ライト(ヘッドライト推奨・予備電池)
  • 薬・保険証・お薬手帳のコピー(防水ジップへ)
  • 飲料水・簡易食(3日分を目標。最低でも各1日分から)
  • 簡易トイレ(家用・車用どちらか)
  • 防水バッグ/書類用ジップ(濡らさない仕組み)

“足りない”と気づいたら買い足しリストに書き、週末に1つだけ補充。

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モバイルバッテリー

防水ヘッドライト

お薬手帳ケース

簡易トイレ

よくあるつまずきと対策

  • 知ってるけど、忙しくて…」→ 印刷→貼るだけ先に。中身は後からでOK
  • 子どもが覚えない」→ 玄関にミニ版を貼る/避難ごっこを1回
  • 地図が難しい」→ ルートに矢印を描く。橋・アンダーパスは×印で禁止化

行動チェックリスト

  • ハザードマップを印刷して貼った
  • 一次避難場所・指定避難所を家族で共有した
  • 夜間ルートを確認し、通らない道に×印を付けた
  • 連絡手段(不通時の伝言先)と役割分担を決めた
  • 最低限の防災グッズを1つ準備した(足りない分はリスト化)

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さいごに——「今すぐ行動」を

「みんな知っている」「言われなくてもわかる」——それでも、準備していなかった家が被害に遭います。

知っているやっているの差は、非常時に天と地ほど大きい。

“あの時やっておけば”と後悔する前に、今すぐできる1つを。

まずは、印刷して貼る。それが命を守る最初の一歩です。

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この記事を書いた人

高校3年で「安定していそう」という理由から国家三種を受験し、合格。
高校卒業後に入職したのは、ちょうど郵政組織が「公社化」へ移行するタイミングでした。
受験時は国家公務員として受けたつもりが、気づけば郵政公社。
制度の変化もよく分からないままのスタートでした。

その後、「もっと現場で人の役に立ちたい」との思いから消防職員に転職。
救急隊員として十数年、命の最前線で活動してきました。
多くの現場を経験する中で、「働くこと」「人生の選択」について深く考えるようになり、現在は民間企業に転職しています。

このブログでは、公務員試験や公務員としての実情、そしてその後のキャリア選択について、実体験をもとに発信。
救急や消防のリアルを知ってもらうことで、救急車の適正利用や防災意識の向上につながれば とも願っています。

公務員という“安定した仕事”の内側や、そこからの転職に悩む人にとって、少しでもヒントや勇気になれば嬉しいです。

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