toshi– Author –
高校3年で「安定していそう」という理由から国家三種を受験し、合格。
高校卒業後に入職したのは、ちょうど郵政組織が「公社化」へ移行するタイミングでした。
受験時は国家公務員として受けたつもりが、気づけば郵政公社。
制度の変化もよく分からないままのスタートでした。
その後、「もっと現場で人の役に立ちたい」との思いから消防職員に転職。
救急隊員として十数年、命の最前線で活動してきました。
多くの現場を経験する中で、「働くこと」「人生の選択」について深く考えるようになり、現在は民間企業に転職しています。
このブログでは、公務員試験や公務員としての実情、そしてその後のキャリア選択について、実体験をもとに発信。
救急や消防のリアルを知ってもらうことで、救急車の適正利用や防災意識の向上につながれば とも願っています。
公務員という“安定した仕事”の内側や、そこからの転職に悩む人にとって、少しでもヒントや勇気になれば嬉しいです。
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接遇・現場リアル
救急機関員はなぜ冷静でいられるのか? ― 焦りを克服した“ある仕草”の話
救急現場では、瞬時の判断と正確な行動が求められます。 その中でも機関員は、周囲の安全確認、隊の動き、傷病者の状態など、広い視野と冷静さが不可欠な存在です。 私が救急車を運転していた頃、意識していたのは『冷静になれる状況を、自ら作ること』で... -
防災・救急の実践知識
緊急車両が近づいても止まらない――子どもが真似する“大人の行動”
サイレンを鳴らしながら近づく緊急車両。 それに気づきながらも、横断歩道を渡り続ける人を見かけたことはありませんか? 私は元救急隊員として、救急車の運転を通じてこのような場面を幾度となく経験してきました。 特に信号のある交差点では、赤信号でも... -
接遇・現場リアル
救急車が『最速』を目指すのではなく『最善』を選択する理由
緊急車両と聞くと、多くの人が「とにかくスピードを出して現場に向かう車両」というイメージを持っているのではないでしょうか。 確かに、赤色灯を回し、サイレンを鳴らして走る姿からは「急げ!」という印象を受けるでしょう。 しかし、救急車だけは、そ... -
防災・救急の実践知識
救急車を呼んだら終わりじゃない⁉元救急隊員が語る“人を本当に助ける通報の仕方”とは
街中で人が倒れていたら、誰でも驚きます。 そして「助けなきゃ」と思い、とっさに119番を押す。 それは素晴らしい行動であり、勇気ある通報です。 しかしそのあと、何もせずに立ち去る人が少なくありません。 実は、こうした通報が救急現場に混乱をもたら... -
公務員試験・消防士
「消防の常識は世間の非常識だった」〜元消防士が外の世界で気づいた本当の学び〜
『消防の常識は、世間の非常識。』 この言葉が、今の自分には痛いほど刺さります。 長年、消防という世界で生きてきた私はそれがどれほど“閉じた社会”だったのかを、離れて初めて知ることになりました。 これは決して消防だけに限った話ではありません。 ... -
メンタル・働き方
【救急隊は稼げる?】その裏にある“寝ずに働く”過酷な現実とは
「救急隊って手当がついて給料いいんでしょ?」 「夜中も働いてる分、稼げていいよね」 消防に勤めていた頃、何度も耳にした言葉です。 でも、その言葉の裏にある“現実”を知っている人はあまり多くありません。 たしかに、救急隊員は他の職種と比べて給与... -
接遇・現場リアル
【失敗談7選】元救急隊員が語る現場で本当にあった“やらかし”エピソード
救急の現場では、常に冷静な判断力と的確な行動が求められます。 しかし、どれだけ経験を積んでも『完璧』にはなれないのが現実。 私は元救急隊員として十数年活動してきましたが、いま振り返っても顔から火が出そうな“やらかし”がいくつもあります。 今回... -
接遇・現場リアル
【救急隊員・機関員必見】現場で即使える!傷病者情報の整理術とメモの取り方
現場で傷病者情報を正確かつ迅速に整理することは、救急隊における最重要スキルのひとつです。 特に機関員の立場では運転だけでなく、情報の収集・整理・搬送連絡の作成と伝達という極めて大きな役割を担います。 私自身、機関員として多くの現場に携わる... -
接遇・現場リアル
救急車は「速さ」だけじゃない⁉心に寄り添った救急隊員の葛藤と学び
救急隊員として十数年、 「1分1秒でも早く現場へ向かうことが使命」―― そう信じて、ひたすら走り続けてきました。 けれど、現場で出会うすべての人をスピードだけで救えるわけではありませんでした。 目の前にいる傷病者が、本当に命の危機にあるのか。 そ... -
接遇・現場リアル
元救急隊員が明かす『搬送せざるを得ない』救急現場の苦悩と葛藤
救急車は、本来『生命の危機に瀕している人を、迅速かつ安全に医療機関へ搬送する』ためのものです。 しかし、現場に出ると救急車の利用に疑問を感じるケースは決して少なくありません。 それでも私たち救急隊員は、多くの場面で『搬送せざるを得ない』決...