公務員試験に挑戦しようと思って勉強を始めたものの、
「範囲が広すぎて何から手をつければいいのかわからない……」
そんな不安を感じたことはありませんか?
特に一般知識の分野は科目数も多く、内容もバラバラ。
歴史、地理、政治、経済、法律、時事問題、英語……と、まるで高校の全教科を再履修するような気分になることもあるでしょう。
だからこそ「まずは過去問」が効果的
私が声を大にして伝えたいのは、
「迷ったら、まず過去問から手をつけてほしい」ということです。
その理由は3つあります:
✅ 理由①:得意・不得意分野が見えてくる
過去問を解くことで、自分が
- すでにある程度理解している分野
- 全く歯が立たない苦手分野
を明確に把握できます。
これは、勉強の方向性を定めるうえで非常に重要です。
✅ 理由②:出題傾向を掴める
公務員試験は、分野は広くても「よく出る問題」や「頻出テーマ」が存在します。
過去問をやれば、それが見えてきます。
つまり、出題されやすい分野を優先して対策できるようになるのです。
✅ 理由③:効率的な勉強ができるようになる
テキストを最初から最後まで読むのではなく、
「この分野はよく出る」「ここはあまり出ない」と判断できれば、
時間をかけるべきところと、軽く流すところが見えてきます。
結果として、勉強の効率が格段に上がっていくのです。
“勉強するための勉強”から卒業しよう
何も知らない状態で、いきなりテキストに手を出すのは危険です。
なぜなら、試験に出ない分野まで一生懸命覚えてしまうリスクがあるからです。
それよりも、まず過去問を解いてみる。
そうすることで、試験の『全体像』が見えてきます。
全体像が見えると、「次に何をすればいいのか」がはっきりしてきます。
おわりに
公務員試験の勉強において、「何から始めればいいかわからない」という悩みは多くの受験者が抱えています。
でも、その悩みを最もシンプルに解決してくれるのが、「過去問に触れること」です。
出題傾向を知ることで、自分の弱点と向き合え、勉強計画の軸ができます。
遠回りに見えて、実はこれが一番の近道。
「とりあえずテキストを読もう」と思ったその前に、
ぜひ一度、過去問を手に取ってみてください。
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