「これだけやれば受かる!」「公務員試験の裏ワザを大公開!」
ネットや本のタイトルで、そんな言葉を目にしたことはありませんか?
実際に公務員試験を経験し、合格した立場から言わせてもらうと――裏ワザなんて存在しません。
でも、だからといって「がむしゃらに努力すればいい」という話でもありません。
公務員試験において大切なのは、“ズルくない”けれど“しっかり効率化された努力”です。
この記事では、
- なぜ裏ワザは存在しないのか
- どうすれば地道な努力を効率化できるのか
私の実体験をもとにお伝えしていきます。
◆ 「裏ワザ」はキャッチコピー。否定しているわけではありません
まず前提として、私は「裏ワザ本」や、派手なタイトルの参考書を否定しているわけではありません。
むしろ、それらは
- 情報が整理されていてわかりやすい
- 初学者にとってはとっつきやすい
- 勉強への意欲を後押ししてくれる
といったポジティブな役割を担っているとも言えます。
タイトルで注目を集めて、読者に行動を促すための“惹きつける工夫”として使われているのだと思います。
なので、大切なのは『タイトルではなく中身をどう活かすか』です。
◆ 裏ワザではなく「戦略」が合格への近道
公務員試験は、基本的に暗記+応用型の筆記試験です。
つまり『地頭勝負』ではなく、努力と計画がモノを言うタイプの試験です。
ただし、やみくもに努力するだけでは、なかなか成果につながりません。
合格するためには、以下のような「戦略的な努力=効率化」が欠かせません。
◆ 合格に近づく“ズルくない効率化”とは?
合格者の多くが実践しているのは、目新しい裏ワザではなく、「基本を押さえつつ、ムダを省いた学習法」を地道に積み重ねるスタイルです。
ここでは、私自身が実際に効果を実感した、3つの“ズルくない効率化”のポイントをご紹介します。
✅ ① 過去問を繰り返し使う
公務員試験では、過去問と非常に似た出題が毎年のようにあります。
そのため、過去問を徹底的に使いこなすことは、合格への最短ルートと言っても過言ではありません。
ポイントは、「ただ解くだけ」ではなく、出題傾向や解法のパターンを掴むこと。
間違えた問題の分析や、選択肢のどこで迷ったかを振り返ることで、理解が深まり応用力も養われます。
✅ ② 苦手分野を明確にして重点学習
公務員試験の出題範囲は広いため、すべてを満遍なく完璧にするのは現実的ではありません。
そこで重要なのが、「自分の苦手分野を把握し、優先順位をつけて学習する」ことです。
得意な分野で確実に得点を積み上げつつ、苦手分野は“最低限クリアすべきライン”を見極めて対策する。
このように、時間と労力をかける場所を絞ることが、効率化につながります。
✅ ③ 勉強の“仕組み化”で継続力をつける
勉強を「やる気に頼る」のではなく、毎日やるのが当たり前になる“仕組み”を作ることが大切です。
気分やモチベーションに左右されず、淡々と続けられる環境づくりが合格への土台になります。
たとえば、
- 朝一番のルーティンに勉強を組み込む
- 通勤・通学中にスマホで過去問を解く
- 日決まった時間に学習記録をつける
このような“習慣化の工夫”こそが、ズルくない効率化の真髄です。
長期戦である公務員試験では、「続けられる仕組み」が合否を分けると言ってもいいでしょう。
◆ まとめ:「楽する」のではなく「ムダを省く」
公務員試験に裏ワザはありません。
でも、効率化によって“余計な回り道”を省く方法は確かに存在します。
これは決して「楽をする」という意味ではなく、
正しく努力している人こそがたどり着ける“スマートな戦い方”です。
どんな方法を使うかよりも、
それをどう継続できるように工夫するか――
それが合格のカギになると、私は確信しています。
✍️この記事のまとめ
- 正しい努力を継続するための仕組みづくりが最重要
- 裏ワザ本=悪ではない。中身の使い方次第で有益
- 合格には「ズルくない効率化」が必要不可欠
- 過去問・苦手克服・勉強の習慣化が3大ポイント
↓↓関連記事はこちら↓↓
【体験談】独学ではなく専門学校に通った理由と1年制を選択した本音とは
公務員試験の合格を引き寄せる!『全選択肢分析』で学習効率と得点力を劇的にアップさせた勉強法
コメント