元消防職員が考える救助大会 〜批判から再評価まで〜

「救助大会なんて無駄だ」 ――私は現役の消防職員だった頃、そう強く思っていました。

現場では役に立たない訓練に膨大な時間と費用が割かれていることに、疑問しかなかったのです。

しかし消防を離れ、外の世界から大会を見たときに気付かされました。

世間の人々の目には、救助大会は「消防のすごさを知るきっかけ」として映っていたのです。

内部にいた時には見えなかった現実。外に出て初めて分かった価値。

私自身の考えは、まさに「批判から再評価へ」と変わっていきました。

このブログシリーズでは、救助大会についての私の経験と気づきを2つの記事に分けてお伝えします。

まずは次回、現場で感じていた『無駄論』からご紹介します。

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この記事を書いた人

高校3年で「安定していそう」という理由から国家三種を受験し、合格。
高校卒業後に入職したのは、ちょうど郵政組織が「公社化」へ移行するタイミングでした。
受験時は国家公務員として受けたつもりが、気づけば郵政公社。
制度の変化もよく分からないままのスタートでした。

その後、「もっと現場で人の役に立ちたい」との思いから消防職員に転職。
救急隊員として十数年、命の最前線で活動してきました。
多くの現場を経験する中で、「働くこと」「人生の選択」について深く考えるようになり、現在は民間企業に転職しています。

このブログでは、公務員試験や公務員としての実情、そしてその後のキャリア選択について、実体験をもとに発信。
救急や消防のリアルを知ってもらうことで、救急車の適正利用や防災意識の向上につながれば とも願っています。

公務員という“安定した仕事”の内側や、そこからの転職に悩む人にとって、少しでもヒントや勇気になれば嬉しいです。

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