接遇・現場リアル– category –
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【元救急隊員の本音】「そんなこと聞いてない…」医療機関との“食い違い”が生む救急隊の苦悩とは?
救急搬送は、情報のリレーで成り立っている 救急隊の仕事は、傷病者の元に駆けつけて処置を施し、ただ病院に運ぶだけではありません。 実は、現場で得た『限られた情報』をいかに正確に医療機関へ伝えるかが、その後の処置や診断に大きな影響を与える非常... -
「命の現場で笑っていた人たちへ」〜元救急隊員が見た“忘れてはならない姿勢”〜
私は元救急隊員として、数多くの高齢者施設からの救急要請に対応してきました。 その中では、命の重みに真摯に向き合う職員の姿に心を打たれることもありましたし、反対に「人としてどうかしている」と言いたくなるような場面に出くわすこともありました。... -
元救急隊員が警鐘!熱中症は“防ぐ”より“重症化させない”が命を守る
「熱中症を予防しましょう」── 毎年暑くなると、テレビやSNSなどで毎年のように聞こえてくる言葉です。 確かに予防は大切です。 ですが、元救急隊員として数多くの現場を経験してきた私はある危機感を抱いています。 それは、「熱中症は防げるもの」という... -
【救急現場の本音】「持病はありません」の裏にある真実――元救急隊員が語る“聞き出しの技術”
救急現場で、傷病者やご家族に「持病はありますか?」と尋ねると―― 返ってくるのは、決まってこうした言葉です。 「特にありません」「病気なんてしたことないよ」 でも、その言葉を鵜呑みにしてはいけない。 お薬手帳を開いて初めて見えてくる“本当の病歴... -
「精神疾患は甘えじゃない」――元救急隊員が出会った“強すぎた人たち”の真実
「精神疾患なんて、メンタルが弱い人がなるものでしょ?」 「結局、甘えてるだけじゃないの?」 そんな言葉を耳にするたび、胸が締めつけられるような気持ちになります。 私は十数年間、救急隊員としてさまざまな現場に出動してきました。 その中には、精... -
救急機関員はなぜ冷静でいられるのか? ― 焦りを克服した“ある仕草”の話
救急現場では、瞬時の判断と正確な行動が求められます。 その中でも機関員は、周囲の安全確認、隊の動き、傷病者の状態など、広い視野と冷静さが不可欠な存在です。 私が救急車を運転していた頃、意識していたのは『冷静になれる状況を、自ら作ること』で... -
緊急車両が近づいても止まらない――子どもが真似する“大人の行動”
サイレンを鳴らしながら近づく緊急車両。 それに気づきながらも、横断歩道を渡り続ける人を見かけたことはありませんか? 私は元救急隊員として、救急車の運転を通じてこのような場面を幾度となく経験してきました。 特に信号のある交差点では、赤信号でも... -
救急車が『最速』を目指すのではなく『最善』を選択する理由
緊急車両と聞くと、多くの人が「とにかくスピードを出して現場に向かう車両」というイメージを持っているのではないでしょうか。 確かに、赤色灯を回し、サイレンを鳴らして走る姿からは「急げ!」という印象を受けるでしょう。 しかし、救急車だけは、そ... -
【救急隊は稼げる?】その裏にある“寝ずに働く”過酷な現実とは
「救急隊って手当がついて給料いいんでしょ?」 「夜中も働いてる分、稼げていいよね」 消防に勤めていた頃、何度も耳にした言葉です。 でも、その言葉の裏にある“現実”を知っている人はあまり多くありません。 たしかに、救急隊員は他の職種と比べて給与... -
【失敗談7選】元救急隊員が語る現場で本当にあった“やらかし”エピソード
救急の現場では、常に冷静な判断力と的確な行動が求められます。 しかし、どれだけ経験を積んでも『完璧』にはなれないのが現実。 私は元救急隊員として十数年活動してきましたが、いま振り返っても顔から火が出そうな“やらかし”がいくつもあります。 今回...